家でたこ焼きを食べるのが自分だけになってしまったので、しばらくご無沙汰していた。
大昔は、冷凍で何十個も買って、夕食をそれにしていたこともあったような気がする。
ともかく、今晩は、たこ焼きを食べない人向けにマックを買ってやり、その後、銀だこの列に並んだ。
主人曰く、「焼き上がるまで十分とちょっとかかるので座ってお待ち下さい」
注文も聞かず、勝手に焼き始められたのだが、銀だこはいろいろな種類があるので、それを指定しなくて良いのだろうか？
良いのだった。例えば、ネギだったら、焼き上がってから、ネギと柚子胡椒をかけ、おろしだれを添えてくれるのだ。
８個入りの普通のやつと、ネギ焼きを頼んだ。結構、お腹が膨れたが、八つではちょっと心もとない。
以前、大阪に行った際、朝昼晩と、たこ焼きを食べたことがあった。
夕刻に、たこ焼き屋の店に入ると、みんな、普通に夕食として、たこ焼きを食べている。飲むのでもなく、夕ご飯なのだ。
また、イタリアのローマに行った際は、朝昼晩と、ピザを食べていたような気がする。
朝のピザだけは、焼き上がって売られているのを買ったのだが、それは、日本で食べるのと一緒だった。
そうでなく、レストランで焼いてもらうやつは、もう、言葉では言い表せない。
至福のいっときであった。
大阪のたこ焼きと良い勝負だ、と言ったら分かりやすいだろう。
